海外旅行をする方は、「楽天モバイル」もしくはドコモの格安SIM「ahamo」の契約を検討すると良いでしょう。
ドコモやソフトバンクなど、いつも日本で使っているスマホをそのまま海外で使うと、高額なデータ通信料および発着信料金がかかります。
そのため、wifiルーターや海外SIMを別途手配するのですが、楽天モバイルやahamoでは、そのままの料金プランで利用できるので、海外旅行との相性は抜群です。
このページでは、ahamoと楽天モバイルを比較し、メリット・デメリットを解説します。
ahamoと楽天モバイル比較表
(2025/1時点) | 楽天モバイル | |
月額料金 | ・30GB:2,970円 ・110GB:4,950円 | ・〜3GB:1,078円 ・〜20GB:2,178円 ・無制限:3,278円 |
通話料金 | ・5分以内無料 ・22円/30秒 | ・専用アプリで通話無料 ・22円/30秒 |
通話オプション | ・かけ放題:1,100円 | ・10分かけ放題:1,100円 (標準アプリ) |
家族割 | ・カウントのみ (割引なし) | ・110円割引 |
海外データ通信 | ・30GBまで/月 ・1回の渡航で15日間のみ | ・2GBまで/月 ・1GBにつき500円で購入可能 |
海外対応 | ・90カ国以上 | ・70カ国以上 |
海外⇔日本の国際通話 | ・発着信料は高額 | ・専用アプリで発着信無料 |
契約 サポート | ・オンライン ・店頭有償サポートあり | ・店頭/オンライン |
eSIM テザリング | ・対応 | ・対応 |
通信エリア/ 通信速度 | ・良い | ・普通 |
備考 | ・dカード特典あり | ・楽天系サービスで優遇多数 |
入会キャンペーン | ・最大20,000ポイント進呈 (期間限定・要確認) | ・最大14,000ポイント進呈 (期間限定・要確認) |
ahamoと楽天モバイルのメリット・デメリット
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月額料金は、楽天モバイルがコスパは上。ahamoが30GBのデータ料+5分以内通話無料付きで2,970円、楽天モバイルは、データ無制限+専用アプリで国内通話無料付きで3,278円。データを使った分だけかかる料金方式で、3GBも使わない月は1,078円と、楽天モバイルがコスパが良いといえるでしょう。
通信エリアと通信速度は、ahamoが優位。使う地域や時間帯にもよりますが、基本的にはahamoが勝っていると考えて良いでしょう。楽天モバイルは、au回線も自動的に利用できますが、発展途上と言わざるを得ません。
通話については、楽天は無料、品質はahamo。専用アプリでの通話に限り、楽天モバイルならかけ放題なので、これは楽天モバイルに軍配が上がります。しかし、標準アプリに比較すると、通話クオリティではやや劣るので、仕事で大事な通話がある方は、標準アプリのほうが安心感があります。
海外旅行のデータ通信は、ahamoが大容量使える、15日以上は楽天。ahamoは月30GBとたっぷり使えます。ただし、海外で最初に通信した日から15日間のみ高速通信が可能、それ以降は通信速度が128kbpsに制限されます。一方、楽天モバイルは、月2GBまで使えます。足りない場合は、1GBにつき500円で購入もできます。
海外旅行時の日本との国際通話については、楽天モバイル一択。楽天モバイルは専用アプリであれば、日本国内と発着信の料金が無料です。海外にいるときに、いつもの日本の携帯番号に着信があっても、専用アプリで日本にいるかのように受けることができます。ahamoでいつもの携帯番号で発着信すると、高額な発着信料金がかかるので、注意しましょう。もちろん、LINE通話等はこの限りではありません。
まとめ!品質のahamo、コスパの楽天
まとめ。海外旅行は短期が多い方・海外旅行時に日本の電話番号とあまり通話しない方については、ahamoがおすすめです。海外旅行の日数が多い方、日本の電話番号と通話が多い方は、楽天モバイルが良いでしょう。
筆者の場合、外国に拠点があり、海外に長く滞在することもあるため、メインの電話番号を楽天モバイルにしています。海外にいるときも、日本の携帯番号にかかってきた仕事の電話を受けることできます。これまで高額な発着信料金が発生するか、スカイプ等から折り返していたので、利便性が非常に向上しました。また週末に海外旅行に行きますが、特別な設定無くそのまま使えるので大変重宝しています。
楽天モバイルは、約1,000円から維持できますし、楽天市場や楽天トラベルを利用する方であれば、元を取るのも簡単ですね。