海外旅行には「Wise(ワイズ)」のデビットカードが超便利です。
Wiseアプリで世界40通貨以上にオンラインで、為替レートの仲値&安い手数料で両替し、現地通貨で支払いしたり、ATMで引き出しに使うことができます。
通常のクレジットカードで決済したり、空港で両替するよりも、Wiseを使うことで、少なくとも2〜5%は節約できるでしょう。
このページでは、海外旅行をする方向けに、Wiseのデビットカードの魅力を解説したいと思います。
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このページの内容
Wiseとは(旧TransferWise)
Wiseはイギリス・ロンドンを本拠地として、国際送金を手軽に低コストで行うためのオンラインプラットフォームを提供する企業です。
もともとは「TransferWise(トランスファーワイズ)」という名前で、2011年にエストニアで設立され、2019年に今のWiseとしてサービスを提供しています。国内では、関東財務局に認可されているため、安心度も抜群です。
Wiseは150カ国以上の地域と40以上の通貨に対応しており、ユーロ、米ドル、日本円、イギリスポンド、オーストラリアドルのような主要通貨はほとんど対応しています。
Wiseの海外デビットカードとは
Wiseといえば海外送金が有名ですが、実は沢山の便利なサービスがあります。例えば、海外口座情報を作成し海外送金を受け取ったりできますし、デビットカードを発行すれば、海外旅行に大活躍です。ここでは、筆者も海外旅行で頻繁に利用している「Wiseデビットカード」を紹介します。
デビットカードとは、あらかじめ口座に入金しておいて、決済時に引き落としするカードのことです。月末など決まった日に後払いするクレジットカードとは違い、決済と同時に引き落としがされるのが主な特徴です。
国際カードブランド(VISA・MasterCardなど)のデビットカードなので、海外ではクレジットカードと似た使用感で買い物することができます。
アカウントの残高以内での買い物しかできないため、クレジットカードと比べて、盗まれたり不正使用されたとしても被害が最小限に済むため旅行においては安心感の強いカードとも言えます。
Wiseデビットカードのメリット
・両替手数料が超安い(ミッドマーケットレートで両替OK)
・40種類以上の通貨を保有できる(レートの良いときに両替で得)
・旅行先の通貨で決済できる(手数料等を大幅に節約可能)
・旅行先のATMで現金を無料で引き出せる(手数料無料)
・アプリで管理できる(紛失時も安心)
Wiseの最大のメリットは「手数料の安さ」です。詳細は後述しますが、Wiseデビットカードで支払うことで、両替費用を大幅に節約できます。
Wiseデビットカードで支払うと、決済に利用した通貨のWise口座から即時引き落としがかかります。決済に利用した通貨の口座の残額が足りない場合は、残高のある通貨の口座から、少額の手数料で自動的に両替を行い決済します。
旅先で現金が必要になった場合は、ATMで月3万円分まで無料で引き出すことができます。
いつでもスマホアプリでチャージや両替ができ、残高や取引履歴の確認、紛失や盗難時のカードの停止等もできるので安心です。
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また40種類以上の通貨をレートの良いときに両替して、保有することができるのはメリットです。
例えば、1USD=120円のときに円からUSDに両替して保有しておけば、昨今のような円安時(1USD=150円)にお得に旅行することができます。
Wiseデビットカードの基本的な使い方
WiseおよびWiseデビットカードの年会費・月額費は無料ですが、デビットカード発行の際に1回のみ1,200円の手数料必要です。
Wiseに登録し、スマホにアプリをダウンロードしたあと、デビットカード(VISA or MASTER)を発行しておきましょう。
デビットカードは口座にある残高以上の決済をすることはできないので、Wiseの自分の口座に"必要な額+αの金額"を事前に入金しましょう。
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例えば、ハワイ旅行の予定があれば、"米国ドル(USD)"に資金をチャージしましょう。
アプリから"USD"の口座を作成し、入金したいUSDの金額を入力すると、国内の振込先口座と手数料を含めた総額が表示されるので、日本円*を送金します。
通常は5分程度で口座に反映されます。
チャージしたあと、デビットカード(VISA/Master)を使って支払うと、決済した分がすぐに引き落とされます。
Wiseとクレジットカード、銀行両替の手数料を比較してみた
100USD | Wise | 三井住友銀行 |
合計 | 15,880円 | 16,185円 |
(うち手数料) | 95円 | 400円 |
Wiseは実際の為替レート(仲値)を元にして、手数料を決定しており、隠れたコストがなく明瞭です。
例えば、日本円から100米ドルを外貨両替する場合を考えてみましょう。
上の表は、Wiseと三井住友銀行との比較です。(※24/12/27の仲値:1ドル=157.85円で計算)
・Wiseの場合:送金手数料が約0.6%=の95円。よって、100ドルの調達コストは15,880円です。
・三井住友の場合:1ドル=158.85円に、1通貨あたり3円の手数料が発生。100ドルの調達コストは16,185円です。
差額は305円で、およそ2%の違いがありました。
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次に、先日の筆者のシンガポール1泊2日の宿泊旅行について、具体的にどのくらい手数料が異なるかを検証しました。
Wiseデビットカードと三井住友VISAカードを比較します。三井住友カードは、VISA基準レートに海外利用手数料の3.63%が必要です。
・1SGDあたり:仲値116.20円、VISA基準レート118.84円
・手数料:Wise 0.59%、三井住友カード 3.63%
・旅費合計:1,380SGD(タクシー往復40、ホテル1,200、朝食140)
Wise | 三井住友カード | |
合計 | 160,356円 | 169,323円 |
手数料 | 946円 | 8,964円 |
差額は8,018円で、およそ5%の違いがありました。
このようにWiseを使うと、2〜5%以上の費用が節約できることが分かりました。
1万円なら500円、10万円なら5,000円、100万円なら50,000円も節約できる計算になります。
長い目でみると、大きな金額を節約できるので、できるだけ早くWiseを活用できるようになると良いでしょう。
さらに、レートの良いときに両替しておけば、さらにお得に旅行することもできます。
今なら、紹介キャンペーンで最大75,000円分のクーポンを獲得することができるのでチェックしてみてくださいね。