海外でショッピングの際に身につけておきたい交渉術
海外ではデパートでもない限り、値札がついていないお店が多く存在します。
店主は商売のプロですから相手を見て金額を提示してきます。
「交渉が面倒だ」という方もいると思いますが、海外のアトラクションです。
楽しみながらチャレンジしてください(笑)
思わぬ値段で欲しいモノが手に入るかもしれませんよ。
交渉の仕方「まずは相手にいくらか聞こう」
急がない買い物の場合、現地の物価をきちんと把握してからにしましょう。
把握する前に交渉してしまうと、後で「もっと安く買えた」となることは目に見えています。
欲しいものが見つかったら「いくらまでなら買っても良い」ということを決めて交渉に望みましょう。
最初に「これはいくらですか?」(出来れば現地語)でお店の人に尋ねましょう。
例えばナイトマーケットで欲しいバッグがあったとします。
「50ドル」と相手が提示してきたら、かなり安い金額(※10分の1程度。交渉の場によって変わってきます)を
こちらが提示してみるのが良いでしょう。
相手が最終プライスと思える額を提示してくるまでは、最初にこちらが言った提示金額を変えないのがポイントです。
相手のプライドを傷つけてしまう可能性があり、トラブルに発展してしまう場合も・・・。
値段が決まりそうになったら、「複数個買うからマケて」と伝えてみたり、
財布から予め用意しておき「現地のお金はこれしか持っていない」と少なめの金額を見せ
相手に譲歩すると交渉が自分の納得できる価格で成立しやすいでしょう。
ショッピング交渉の際の注意事項
こちらの提示金額に相手が金額を合わせた場合、後から「やっぱり買うのやめた!」は御法度です。
相手にも失礼ですので、絶対にしないようにしましょう。
インドやアラブ圏など値段交渉が当たり前の地域では僕たち素人に勝目はありません。
特にこちらから値段を聞いた際に「いくらなら買う?」と聞き返される場合があります。
そこで値段を言ってしまうとその金額で成立させられる場合があります。
相手が先に値段を提示してくるまで、うかつにこちらから金額を口にしないようにしましょう。
また交渉前に決めた金額で折り合いがつかない場合は素直に諦めること。
そこでの買い物を諦め、隣の店へ行こうとすると呼び止められ、こちらの要求をのんでくれることもあります。
呼び止められなかったらそれまでですが、交渉では引き際も大事です。