知っておきたいワイロ(賄賂)のこと
日本でワイロというと「悪い」というイメージがありますが、
欧米で「チップ」という習慣があるように、
西アフリカ海岸や中央アジアなど一部の国や地域では「ワイロ」の習慣があります。
ワイロは状況把握が大事!
警察官がスピード違反で取り締まって、ワイロを払えば見逃す・・・
入国審査のときにパスポートにワイロを挟んで許可をもらう・・・
という日本では大問題になるようなことが世界では当たり前の地域があるのです。
日本人にとって心付けの「チップ」は良くとも、「ワイロ」はできるだけ払いたくないもの。
だけど、払わないことによって、ビザ発給や飛行機の搭乗を拒否されたり、入国を拒否されたりします。
場合によっては身の危険に及ぶ場合もあるので、状況によっては素直に払うことが賢明です。
逆にこちら側が支払うとあっさり事が済んだりします。
逆に支払わないという手もあります。
入国審査などで行列が出来ている場合、言葉が分からないフリをして相手が諦めるのを待ったり、
堂々と抗議をすると、良いかもしれません。
まずは「ワイロ」という概念があることを知っておいてください。
発展途上国を旅をされる場合はワイロについても学習するようにしましょう。
私の場合は、インドネシアに入国の際に友人のパスポートが残り期間が微妙で入国を拒否されました。
別室に同伴し交渉したところ、係員がアイコンタクトをしてきたので、
日本円で2,000円相当の現金を渡すと入国させてくれました。