【 2017年7月26日更新情報:2017年7月5日から九州北部を襲った記録的な豪雨により、甚大な被害が発生しています。じゃらんは、九州北部豪雨災害ふっこう支援として、福岡県原鶴・筑後川、大分県日田・天ヶ瀬エリアの宿泊予約に使える、ふっこう割クーポンを配布しています。⇒詳しくはこちら 】
【 2017年7月1日更新情報:2017年4月から九州一丸となって復興の感謝を届ける「九州からありがとうキャンペーン」を実施しています。九州で実施中の観光キャンペーン・クーポンは「こちらのページ」をご覧ください。ふっこう割は昨年度で終了したため、当ページの更新は本日で終了します。 】
2016年も残すところ、あと40日となりました。当サイトの読者の方は、早くも来年(2017年/平成29年)・来年度(2017年度/平成29年度)の動向に興味をお持ちのようで「九州ふっこう割第3期はある?」「2017年もふるさと割はある?」といった類の質問が十数件寄せられています。個別回答は控えさせていただいておりますので、当記事にて回答とさせていただきます。
2017年以降もふっこう割やふるさと割はあるのでしょうか?2017年度(平成29年度)の具体的な政府の予算案が発表される前のため、未確定な部分がまだ多いので、関連機関に電話取材をした情報を元に、私見たっぷりにお知らせしたいと思います。
※尚、投稿時点(2016/11/22)の情報であり、最新情報は随時お知らせします。
2017年度ふっこう割・ふるさと割の動向(H29年度)
2015年度賑わいを見せた「ふるさと割」の規模は、今年度は大きく縮小しましたが、いくつかの自治体で宿泊が最大半額になる「ふるさと割クーポン」や「プレミアム旅行券」が継続されました。
また4月には忘れられない熊本地震が発生し、熊本・大分に大きな被害をもたらしました。政府の観光復興支援策として「九州ふっこう割」が創設され、当サイトでも積極的に情報を全国に配信し、現在も九州への誘客に努めています。九州への観光客は前年度水準まで戻りましたが、地域差が激しく、震源地に近い阿蘇一帯や、降雨による災害で主要道路が寸断していた九重など、まだまだ政府をはじめとする支援を必要としている地域があります。
▼九州ふっこう割 第3期について
九州ふっこう割事業を中心になって運営する「社団法人 九州観光推進機構」に、「九州ふっこう割 第3期の有無など」を電話で問い合わせたところ「九州ふっこう割は、2017年1月以降(第3期)は予定されていません。2016年12月で終了です。」との回答でした。
私個人の見解ではありますが、今後の九州ふっこう割は「観光復興の遅れている地域(阿蘇など)に限って実施される」と思われます。
尚、九州ふっこう割の継続は、復興が遅れている自治体や団体が要望しています(※関連記事:ふっこう割の継続 県バス協会が要望/大分合同新聞)政府の支援が必要な自治体や団体には引き続き、補助金などの支援が行われるでしょう。
>>>九州ふっこう割の最新ニュースはこちら(随時配信)
▼鳥取ふっこう割について
2016年10月21日に鳥取中部地震が発生し、鳥取県では住宅や農業、観光で多数の被害が報告されています。鳥取県知事らは、政府に「鳥取ふっこう割」の創設を呼びかけていますが、政府からの確約はすぐに得られず、現在は検討中の段階です。
(※追記:実施が決定しました!「とっとりで待っとりますキャンペーン」。観光庁より鳥取県に1億円の補助金が交付され、県内に宿泊する周遊ツアーに1人あたり最大10,000円を割引。2017年1月6日から順次販売、対象旅行期間は1月10日から3月20日までの実施を予定しています。)
地域独自の「鳥取ふっこう割クーポン」や観光キャンペーンは始まっており、「三朝温泉・はわい温泉・東郷温泉のふっこう割クーポン」は2017年2月末まで利用できます。
>>>鳥取ふっこう割の最新ニュースはこちら(随時配信)
▼ふるさと割・プレミアム旅行券について
今年度は九州各地や、台風による災害を受けた北海道、東北大震災で影響を受けた福島県で発行されたほか、箱根温泉や高知県の一部地域で宿泊が最大半額となるプレミアム旅行券が販売されました。また、群馬県・茨城県・岐阜県・石川県・和歌山県・九州の一部地域で宿泊が最大半額となる「ふるさと割クーポン」が配布されました。(2016年度のプレミアム旅行券まとめ・ふるさと割クーポンまとめ)
また12月より、2017年の旅行予約に使えるふるさと割クーポンが配布され始めています。
ふるさと割は発行地域は今年度と異なってくると思いますが、同規模で2017年度も継続されるでしょう。
>>>2017年の旅行予約に使えるふるさと割クーポンはこちら
※現在は政府の発表する2017年度の予算案が具体化していないこともあり、そのほとんどが未決定です。平成29年度予算の閣議決定後、各地方自治体が予算の使い道を決定していきますので、2017年3月中旬頃から徐々に自治体の施策が具体的に見えてきます。当サイトでは、いくつかの観光課や観光協会の方からも取材を行い、情報が入り次第、随時情報更新を行います。
引き続き、トップページの最新情報をご注目ください。