政府は、西日本豪雨からの復旧復興に向け「生活・生業再建支援パッケージ」を閣議決定し、風評被害を防止し、観光需要を喚起するため「平成30年7月豪雨観光支援事業費補助金」を創設しました。
当ページでは、国の観光支援交付金を活用した「11府県ふっこう周遊割」、「豪雨復興キャンペーン」の発売日や申込方法など、ふっこう周遊割の最新情報を随時更新いたします。
13府県ふっこう周遊割|平成30年7月豪雨観光支援事業費補助金
政府は8月3日、西日本豪雨の復旧復興に向けた1,000億円規模の「生活・生業再建支援パッケージ」を閣議決定しました。
観光産業においては、平成30年7月豪雨(西日本豪雨)の影響により、最も被害の大きかった岡山県、広島県、愛媛県の3県で宿泊客約35万人を超える宿泊キャンセルがあり、被害額は約45億円としています。また交通手段の寸断や風評被害の影響で、中国地方、四国地方、岐阜県や京都府、福岡県など、西日本各地の観光産業は大きな打撃を受けています。
そこで政府は、観光産業の早期復興、風評被害の払拭のため「平成30年7月豪雨観光支援事業費補助金」を創設しました。この補助金を各府県が活用し、周遊旅行を割引する制度「11府県ふっこう周遊割」を実施することを発表しました。またボランティア活動や、代替的交通手段により旅行を促進する制度も実施します。
観光復興支援には36億円の予算が設けられ、海外プロモーションに約5億円、国内周遊旅行支援策に31億円が充てられます。
13府県ふっこう周遊割|4つの観光復興支援パッケージ
政府は、国内の風評被害対策の支援パッケージとして約31億円の予算を組み、風評被害がある観光地域を周遊旅行する方などを対象に宿泊料金を割引することで、36万人程度の観光需要喚起を想定しています。
今回の災害救助法適用府県(平成30年7月豪雨観光支援事業費補助金)は、岐阜県、京都府、兵庫県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県、高知県、福岡県の11府県で、各府県が指定した地域への宿泊が補助金による助成の対象になります。
(※9/25追記)2018年10月1日から「ふっこう周遊割」の要件を、「被災11府県のうち、2府県以上・2泊以上」から、香川と徳島を含めた「13府県のうち、同一府県を含む2泊以上」に変更します。9月21日以降に新規予約した旅行が対象です。さらに、フロント宿泊精算時に割引が受けられる「府県が指定する宿泊施設における割引制度」の導入が決定しました。
観光庁が実施する国内向けの主な風評被害対策(観光支援策)は大きく分けて4つです。
①既に割引された企画旅行を申し込む|周遊旅行促進事業
旅行会社各社から「13府県ふっこう周遊割(豪雨復興キャンペーン)」の対象商品が順次販売されます。
旅行会社指定の対象商品に申込した場合、対象11府県のうち「2県以上・連続して2泊以上」する旅行商品の場合に、ホテルや旅館などの宿泊料金を1名1泊あたり最大6,000円が割引(助成)された金額で、旅行できます。(岡山、広島、愛媛は1名1泊につき最大6,000円引、その他8府県は1名1泊につき1泊最大4,000円引)
※10/1より、同一府県・連続した2泊以上も対象、香川県、徳島県が追加*
※旅行者は、旅行会社へ申し込みをするだけで良く、各県への提出書類が不必要です。
②宿泊した後、旅行社が補助金を申請する|周遊旅行促進事業
旅行者が直接、楽天トラベルやじゃらん等で予約する旅行も対象です。
対象11府県のうち「2県以上・連続して2泊以上」宿泊する場合、1名1泊あたり最大6,000円が支援金として交付されます。(岡山、広島、愛媛は1名1泊につき最大6,000円引、その他8府県は1名1泊につき1泊最大4,000円引)
※10/1より、同一府県・連続した2泊以上も対象、香川県、徳島県が追加*
※旅行者は、宿泊した各府県へ、宿泊証明書や申請書類などの提出が必要です。
※一人当たりの延べ5泊まで
【 支援金の申請方法はこちら 】
③ボランティア版|ボランティア活動促進事業
ボランティア活動に参加する方が、ボランティア活動促進事業を実施する対象府県に「連続2泊以上」の宿泊を行い、かつ同府県でボランティア活動に参加した前日または当日の宿泊(活動1日に対して宿泊1日分)に係る宿泊料金に対し、1名1泊あたり最大6,000円を補助します。(岡山、広島、愛媛は1名1泊につき最大6,000円引、その他8府県は1名1泊につき1泊最大4,000円引)
※支援金を受ける方は、宿泊した各府県へ、ボランティア活動参加証明書、宿泊証明書や申請書類などの提出が必要です。
【 支援金の申請方法はこちら 】
④交通手段版|代替的交通手段による旅行促進事業
交通網が寸断された被災地域を発着する代替的交通手段(レンタカーやバスなど)を通常よりも安価な料金で提供する公共交通事業者へ、正規料金との差額の最大40%を補助します。利用者は、サービスを提供する事業者から、割引済の料金で利用することができます。
被災11府県でも対象外の府県がありますので、ご注意ください。
13府県ふっこう周遊割 概要
▶13府県ふっこう周遊割
受付期間:平成30年8月28日以降、新規に予約した旅行が対象(※予算に達し次第終了)
対象旅行期間:平成30年8月31日(金)から11月30日(金)平成31年1月31日(木)宿泊分まで延長
割引額:
①岡山、広島、愛媛県・・・1人1泊あたり最大6,000円引
②その他の8府県・・・1人1泊あたり最大4,000円引
※同一県内で1人当たり最大5泊まで(割引された企画旅行は除く)
割引条件:対象11府県のうち「2府県以上、合計2泊以上」の連続した宿泊をした方
※10/1より、同一府県・連続した2泊以上も対象*
対象エリア:災害救助法適用府県(岐阜県、京都府、兵庫県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県、高知県、福岡県) ※京都市を除く
※10/1より、徳島県と香川県も対象*
*9月21日以降の新規予約分が対象です
※予算残額につきましては、ふっこう周遊割お知らせサイトもしくは事務局へお問い合わせください。(※兵庫、岡山、広島、鳥取、島根、山口、香川、愛媛、高知、福岡の申請分終了)
周遊旅行促進事業利用手順|ふっこう周遊割
<1,旅行会社が販売する助成対象商品に申込する場合>
旅行会社が販売する「11府県ふっこう周遊割」対象商品の場合、旅行者は割引済み(助成後)の料金で、旅行会社に申し込みをすることで、お得に旅行ができます。
【 ふっこう周遊割・豪雨復興キャンペーン旅行商品一覧はこちら 】
<2,宿泊施設に直接申し込みをする場合>
①2018年8月28日以降に、宿泊施設に直接予約する。
②旅行者は、宿泊の際に施設より「宿泊証明書」を受け取る
③旅行者は各府県に対し、各府県が用意する宿泊証明書と行程表兼申請書を提出し、銀行振込等で助成金を受け取る
「11府県ふっこう周遊割」の宿泊予約は、宿泊予約サイトのクーポンを併用できるため、クーポン利用しての予約が最もお得です。(※ただし、岡山宿泊クーポン等の自治体の補助金・助成金を活用したクーポンに関しては、ふっこう周遊割と併用できない場合があります。お手数ですが、ご自身で併用可否をご確認ください。)
【 支援金の申請方法はこちら 】
豪雨復興キャンペーンとは?旅行会社の周遊ツアーを助成
豪雨復興キャンペーンとは、日本旅行業協会(JATA)が、平成30年7月豪雨観光支援事業費補助金と連動・連携した旅行商品を造成・訴求し、一丸となって観光復興につながる継続的な取り組みができるように「豪雨復興キャンペーン」という統一名称を設けたものです。
また補助金の条件である「2府県以上・2泊以上」を満たした周遊旅行商品を造成・販売するよう、JATA会員企業に要請しました。
「豪雨復興キャンペーン」商品の第1号として、JALパックが瀬戸内を周遊旅行するフリープランを発売しました。1名につき18,000円を助成。詳しくはこちら
<関連ページ>
① ふっこう周遊割、豪雨復興キャンペーンとは?分かりやすく解説
② ふっこう周遊割、豪雨復興キャンペーン|旅行会社一覧・ご予約はこちら
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ふっこう周遊割、関連クーポン配布スケジュール
西日本豪雨のふっこう割や関連クーポンのスケジュールを更新しています。尚、西日本エリアの全クーポンを下記にまとめていますので、旅行の計画にお役立てください。
11月22日:島根県ふっこう周遊割申請受付終了
13府県ふっこう周遊割の島根県は、旅行者・ボランティア・指定宿泊施設の申請受付を終了予定です。
11月19日:兵庫県ふっこう周遊割申請受付終了
13府県ふっこう周遊割の兵庫県は、旅行者・ボランティア・指定宿泊施設の申請受付を終了予定です。
11月15日:広島県ふっこう周遊割申請受付終了
13府県ふっこう周遊割の広島県は、旅行者・ボランティア・指定宿泊施設の申請受付を終了いたしました。
10月21日:13府県ふっこう周遊割の期間延長
13府県ふっこう周遊割対象期間が、平成31年1月31日(木)宿泊分まで延長になりました。
10月上旬:岡山市宿泊クーポン
岡山市は、市内のホテルや旅館の宿泊に使える5,000円引クーポンの配布を10月上旬から始めることを明らかにしました。宿泊予約サイトで配布され、大人2名以上、10,000円以上の予約で使える5,000円引クーポンで、合計枚数は2,000枚です。詳しくはこちら
10月1日(月):13府県ふっこう周遊割スタート
11府県ふっこう周遊割は、徳島県・香川県を追加し、13府県ふっこう周遊割に変わります。また「同一府県に合計2泊以上の連続した宿泊」も対象となり、より利用しやすくなります。詳しくはこちら
8月28日(火):11府県ふっこう周遊割受付開始
被災11府県は、国の国の観光支援交付金を活用した周遊旅行割引制度「11府県ふっこう周遊割」の受付を開始しました。支援金の申請は8月28日以降
8月24日(金):JAL日本航空が助成金活用し豪雨復興キャンペーン商品発売
日本航空が運営するJALパックは、国の観光支援交付金を活用した周遊旅行「豪雨復興キャンペーン」商品の販売を開始しました。平成30年7月豪雨観光支援事業補助金により、1名につき18,000円助成。
【 JAL豪雨復興キャンペーン 】
8月21日(火):ANA全日空が運賃割引&クーポン配布
全日空は「でかけよう西日本」キャンペーンを開始しました。運賃の値下げと10,000円引クーポンを配布。
【 ANAでかけよう西日本 】
8月21日(火):るるぶ・dトラベルから高知ふっこう割クーポン配布
「高知ふっこう割旅行クーポン」をるるぶトラベル(JTB)、dトラベルにて配布します。8,000円引クーポンで割引率は最大4割引です。
【 高知宿泊クーポン、詳しくはこちら 】
※ふっこう周遊割との併用はできません。
8月20日(月):じゃらん等5社から岡山宿泊クーポン配布
岡山県独自の「岡山宿泊クーポン」をじゃらん、楽天トラベル、るるぶトラベル、Yahoo!トラベル、日本旅行、近畿日本ツーリストにて配布します。4,000円引クーポンで割引率は最大4割引です。
【 岡山宿泊クーポン、詳しくはこちら 】
※ふっこう周遊割との併用はできません。
8月20日(月):楽天トラベル、高知宿泊クーポン配布
高知県独自の「高知宿泊クーポン」を楽天トラベルて配布します。割引額は最大6,000円引クーポンで割引率は最大4割引です。
【 高知宿泊クーポン、詳しくはこちら 】
※ふっこう周遊割との併用はできません。
8月10日(金):楽天トラベル、鳥取宿泊クーポン配布
(公社)鳥取県観光連盟事業として「鳥取宿泊クーポン」を楽天トラベルにて配布します。最大10,000円引クーポンで割引率は最大33%OFFです。
【詳しくはこちら】
※ふっこう周遊割との併用はできません。
8月9日(木):じゃらん、岐阜・島根・岡山宿泊クーポン配布
岡山県独自の「岡山宿泊クーポン」をじゃらんにて配布します。5,000円引クーポンで割引率は最大半額です。また岐阜県と島根県の宿泊を最大10,000円引するクーポンも配布しています。
【 詳しくはこちら 】
※ふっこう周遊割との併用の可否は未確認です。
8月7日(火):楽天トラベル、岐阜宿泊クーポン配布
「岐阜宿泊クーポン」を楽天トラベルにて配布します。最大10,000円引クーポンで割引率は最大33%OFFです。
【詳しくはこちら】
※ふっこう周遊割との併用はできません。
8月6日(月):楽天トラベル、島根宿泊クーポン配布
「島根宿泊クーポン」を楽天トラベルにて配布します。最大10,000円引クーポンで割引率は最大65%OFFです。
【詳しくはこちら】
8月3日(金):楽天トラベル、岡山宿泊クーポン配布
岡山県独自の「岡山宿泊クーポン」を楽天トラベルにて配布します。5,000円引クーポンで割引率は最大半額です。
【 詳しくはこちら 】
8月1日(水):るるぶトラベル、岐阜県宿泊クーポン配布
るるぶトラベルは、鳥取県の宿泊が最大5,000円引になる宿泊クーポンを配布しています。また、じゃらん遊び体験は、下呂温泉エリアで使えるクーポンを配布しています。
【 詳しくはこちら 】
8月1日(水):るるぶトラベル、鳥取県宿泊クーポン配布
るるぶトラベルは、鳥取県の宿泊が最大10,000円引になる宿泊クーポンを配布しています。
【 詳しくはこちら 】
7月30日(月):じゃらん、西日本応援クーポン配布
じゃらんは、西日本15府県の宿泊が最大5,000円引になる「西日本を旅しよう」クーポンを配布開始しました。ANA・JALツアー、レンタカー、じゃらん遊び体験予約の割引クーポンも配布しています。
【 西日本旅行応援クーポン/じゃらん 】
7月23日(月):楽天トラベル、西日本応援クーポン配布
楽天トラベルは、西日本15府県で使える「西日本を旅行で応援しよう!割引クーポン」を配布開始しました。宿泊クーポンのほか、ANA・JALツアーの割引クーポンも配布しています。
ふっこう周遊割、豪雨復興キャンペーン関連ニュース
9月21日(金):13府県ふっこう周遊割発表
さらなる旅行喚起を図るため、観光庁より対象条件の緩和と対象地域の拡大が発表されました。10月1日より「ふっこう周遊割」としてスタートします。詳しくはこちら
9月7日(金):支援パッケージ第2弾|対象県追加、条件緩和
政府は、支援パッケージ第2弾を取りまとめ、9月7日の閣議で2018年度予算の予備費から、追加支出をすることを決定しました。
このうち、観光業の風評被害対策への取り組みとしては、ふっこう周遊割の条件緩和、対象県を追加し、約3億円を追加で支出。
具体的には、現在対象の11府県に四国を訪れる際の窓口として徳島県・香川県を追加、「2府県以上、連続2泊以上」の条件から、2府県以上の条件を廃止し「連続2泊以上」へとする条件緩和、宿泊時に料金を割引する制度を新たに導入するとしました。尚、開始時期は未定です。
8月23日(木):中国5県とJR「がんばろう!西日本」実施
JR西日本と中国5県(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)は、西日本豪雨の早期観光復興のため、割引切符や旅行商品の販売などをする「がんばろう!西日本」キャンペーンを共同で実施することを発表しました。日本旅行も9月から、中国への周遊旅行をなどを割安な料金で販売します。
<参考:豪雨復興の観光キャンペーン/日本経済新聞>
8月21日(火):四国観光復興キャンペーン実施に向け会議
四国運輸局と四国ツーリズム創造機構は、豪雨災害による風評被害払拭のための「四国観光復興キャンペーン」を実施します。8月21日(火)に第1回・四国観光復興会議が開かれます。
<参考:四国運輸局資料/PDF>
8月20日(月):中国四国7県合同で復興割を実施する方針
観光庁の平成30年7月豪雨観光支援事業費補助金の創設を受け、中国地方と四国地方の被災7県(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県、高知県)は共同で窓口を設置し、宿泊施設と周遊旅行者の申請等を一括で受け付けるスキームを検討中であることを明らかにしました。8月下旬ないし9月の始め(9月1日)に受付を開始する方針。
<参考:鳥取県知事記者会見/鳥取県>
8月14日(火):愛媛県”南予復興への架け橋”支援事業
(旅行事業者向け)愛媛県観光物産協会は、西日本豪雨で甚大な被害を受けた愛媛県南予エリアへの誘客と、地域の復興を目的とした旅行商品造成を活性化されるため「平成30年度愛媛県”南予復興への架け橋”募集型企画旅行支援事業助成金」を設けました。
8月10日(金):被災県7県が連携し、周遊旅行計画
観光地の風評被害対策などに、岡山県は7億7千万円、広島県は4億8千万円、愛媛県は約4億9千万円を含め、2018年度一般会計補正予算を専決処分しました。愛媛県知事らによると、中国地方・四国地方の被災県7県が連携し、周遊商品の造成を旅行会社に要請するなどする方針。具体的な計画を近日中にまとめ、8月下旬頃には実施したい考えを示しました。
<参考:被災府県旅行の宿泊費割引/読売オンライン>
8月9日(木):日本旅行業協会による豪雨復興キャンペーン
日本旅行業協会(JATA)は、平成30年7月豪雨観光支援事業費補助金と連動・連携した旅行商品を造成・訴求し、一丸となって観光復興につながる継続的な取り組みができるように「豪雨復興キャンペーン」という統一名称を設けました。また会員企業に補助金の有無に関わらず、旅行需要喚起につながる露出をするように要請しました。
8月6日(月):平成30年7月豪雨観光支援事業費補助金の創設
政府は、災害救助法適用の11府県の風情被害防止と、観光需要喚起のため、「平成30年7月豪雨観光支援事業費補助金」を創設しました。
<参考:平成30年7月豪雨観光支援事業圃場金の創設/観光庁>
8月3日(金):支援パッケージ閣議決定
復旧対策費用に対し予備費を充てることを閣議決定しました。観光復興支援には36億円の予算が設けられ、海外プロモーションに約5億円、国内周遊旅行支援策に31億円が充てられます。
8月2日(木):政府が生活、事業支援パッケージを発表
岡山県、広島県、愛媛県の知事が関係省庁を訪れ、「ふっこう割」の導入を求めました。安倍晋三首相はこれを受け、西日本豪雨の非常災害対策本部会合で、観光業への風評被害対策、夏休みシーズンの旅行について、宿泊料金を1人1泊最大6,000円の支援を行うことなどを発表しました。支援パッケージは平成30年度予算の予備費1,000億円規模が充てられ、生活再建や中小企業の事業継続支援のための制度が盛り込まれました。
<参考:被災3県知事が支援要諦/産経WEST>
7月31日(火):鳥取県 観光復興対策強化
鳥取県の宿泊キャンセルは10,000人以上に上っています。鳥取県観光連盟は、鳥取県宿泊割引クーポンを発行することを発表しました。
7月26日(木):岡山、広島、愛媛、国に支援求める
岡山県知事は、県内で宿泊キャンセルが推計10万人に上ると発表しました。また宿泊キャンセルは3県で35万人で86億円の被害額と推計。3県の担当者は27日に観光庁へ、風評被害の払拭や観光促進への支援を要望予定です。以前、実施された九州ふっこう割、応援割のような制度で支援する可能性が高そうです。
<参考:岡山、広島、愛媛の3県で観光影響86億円/産経WEST>
7月24日(火):岐阜県被害復旧に161億円
岐阜県は西日本豪雨で被災した県内のインフラなどの復旧・復興に161億円がかかるとの見通し。尚、990万円かけて、ふっこう割・応援割のような旅行を割引し、観光客を誘客する観光復興キャンペーンを近く実施する予定です。
<参考:被害復旧に161億円/産経WEST>
7月22日(日):安倍首相、産業復興へ対策指示
安倍晋三首相は、西日本豪雨の非常災害対策本部会合で、観光業への風評被害対策、農林漁業者や中小企業の支援、土砂の早期除去など、復興に向けた対策を策定するように指示しました。
<参考:安倍首相、産業復興へ対策指示/中国新聞>
7月19日(木):観光庁長官「復興や復興対策強化」
観光庁長官は、平成30年7月豪雨で影響を受けた被災地の復興および風評対策に対して、支援に取り組んでいくこと、そして訪日客や旅行客に対して、正確な情報発信に取り組んでいくことを述べました。
<参考:西日本豪雨の観光地への復興や風評対策強化/航空新聞社>