平成28年4月に発生しました熊本地震により、被災された方々へ心からお見舞い申し上げます。
九州ふっこう割が2016年12月28日をもちまして受付終了となりました。地震の影響で、旅行者のキャンセルが相次ぎ、観光産業も大きな被害を受けましたが、その後多くの方々に九州にお越しいただき、九州にも元気な姿が戻って参りました。旅して応援してくださり、ありがとうございました。
一方で、震源地に近いエリアでは、通行止めの復旧や観光復興にまだまだ時間を要します。2017年も観光復興の勢いが衰えぬよう、積極的に旅して応援していただければ幸いです。(2017年の九州ふっこう割関連情報はこちら)
2017年も九州を旅しよう!
熊本地震以降、九州へ拠点を移し、自らのお金と足で九州各地を巡り”九州のいま”を取材し、多くの方へ九州へ訪れていただけるよう、現地の方々と協力し最新情報をお届けして参りました。また”一人の旅行者”として、旅して応援させていただきました。
今年の最後に旅で撮りためた写真や空撮映像の一部を、観光情報と共に旅行記として公開します。写真や映像を見て「行きたい!」と思った場所があれば、2017年に訪れてみてくださいね。
※写真の撮影場所は敢えて記載していませんので予めご了承ください。
※写真をクリックすると拡大します。
熊本県観光スポット フォトギャラリー
山なら阿蘇エリア、海なら天草エリアへ。特に晴れた日の大観峰周辺のドライブは最高です。こんなにも雄大な自然を感じられるエリアは九州でも一番ではないでしょうか。
泉質の良い温泉が数多くある熊本県ですが、中でも黒川温泉がお勧めです。「街全体が一つの宿で、通りは廊下、
南阿蘇村には口コミでも高評価のこだわりのペンションがいくつかあり、旅慣れた方もきっと満足するはずです。
大分県観光スポット フォトギャラリー
”おんせん県”を名乗るだけあり、様々な泉質の温泉を一度に楽しめる大分県。お湯を楽しむならまずは別府へ。別府八湯の中でも抜群の泉質を誇る明礬温泉に浸かり、地獄蒸しを味わいましょう。
天気がよければ別府から由布院を経由し、久住を目指してやまなみハイウェイをドライブしましょう。炭酸温泉や天然炭酸水は全国的にも珍しく貴重な体験ができますよ(蛇口から炭酸水が出てきます!)竹田の湧き水も是非ご賞味を。
大分の冬グルメはフグが最高で、毎年年末に食べると決めています。
福岡県観光スポット フォトギャラリー
空港から街へのアクセスが良い福岡空港。福岡から1泊2日あれば、佐賀・長崎・熊本・大分県のいずれかの観光地へも足を伸ばすこともできるので、九州観光の拠点・窓口です。
「福岡といえば美味しいものが沢山ある!」とイメージを持っている方も多いと思いますが、その通りですので、もつ鍋・水炊き・明太子などをとことん食べましょう。博多から少し車で走れば、注目スポットの糸島へもすぐで、美味しい食やリゾート気分が味わえます。
佐賀県観光スポット フォトギャラリー
温泉・グルメ・自然と3拍子揃っている佐賀県。昨年、三重津海軍所跡も世界遺産に認定され、注目されています。今年初めて参加したバルーンフェスタは、遠方からこのイベントのためだけに来ても良いとお勧めできるくらい、とても素晴らしいものでした。
トロトロのお湯”嬉野温泉”は美肌の湯と言われるだけあり、お肌がスベスベに。質の良い焼き物もお手頃な価格で手に入れることができます。
”佐賀牛”や”呼子の活イカ”をはじめ、冬グルメの定番”津崎がに”は絶品です。
長崎県観光スポット フォトギャラリー
長崎の代表する観光スポット”ハウステンボス”に数年ぶりに訪れると「ロボットホテルやレストラン」があったりと進化があり、飽きずに丸二日楽しめました。初めての長崎旅なら、ハウステンボスのあと、長崎市を観光し、雲仙温泉に泊まりましょう。きっと長崎が大好きになると思いますよ。
初めて訪れた五島列島と平戸ですが、海の美しさに驚きました!教会巡りも良いですが、海水浴がおすすめです。また世界遺産に認定されると、恐らく個人旅では訪れることができない島も出てくると思いますので、静かに旅をされたい方はお早めに。
宮崎県観光スポット フォトギャラリー
古代ロマン発祥の地と言われる宮崎県。神話や神社仏閣好きなら、神話ゆかりの地を巡るのがお勧めです。一昔前までは、青島は神聖な場所であったため、祭日以外に一般の人が入れない場所でした。是非、島を歩いて一周し、青島神社を訪れましょう。
宮崎県を南北にドライブするのも気持ち良いですよ。日南海岸、鵜戸神宮も素晴らしい場所で、特に野生馬のいる都井岬は道路に馬が歩いていたりと、非日常そのものでした。
絶品の地鶏の炭火焼き、うなぎなど、宮崎グルメもお忘れなく。これからはプロ野球の冬季キャンプも行われますね。
鹿児島県観光スポット フォトギャラリー
霧島温泉と鹿児島市内を観光したら、指宿の砂むしを目指し、フェリーで対岸の大隅半島に渡り、本州最南端を目指す周遊ルートがおすすめです。
また「全国で一番好きな観光地は?」と聞かれたら「屋久島」と答えています。標高2千メートル近い宮之浦岳が立ち、亜熱帯から亜寒帯の様々な植物を一つの島で見ることができる世界的にも珍しい気候です。縄文杉までの登山中に表情を変える森も楽しいのですが、屋久島の楽しみは実は海にもあります。
今年は世界遺産に認定される前にと奄美大島にも訪れました。加計呂麻島がある奄美の南側の海が特に美しく、沖縄那覇のような都会よりも田舎が好きな方にお勧めです。奄美大島の空撮映像も撮影しましたので、お楽しみください。
ドローンの空撮映像で見る九州
五島列島、阿蘇大観峰、奄美大島の空撮映像です。いつもと違った鳥の目線で九州の大自然を撮影しました。大きな画面で見ていただくと迫力がある映像を楽しめます。
熊本の復興を引き続き応援しよう
私は阪神大震災を経験しましたが、震災後に初めて熊本に訪れたとき、いつまでも続く大きな余震に怯えました。数時間置きに発生する地震に現地の方々も心を休めるときがないのです。数日間だけ滞在する私でもそのような感じですから、被災された方の心労は想像を絶するものでしょう。
地震から半年以上がたちましたが、阿蘇大橋が地震で消え、道路が今も寸断されています(迂回による通行は可能です)。また地震後の復興に向け再起というときに、大雨による土砂災害や阿蘇山の噴火が起こり、今も復旧の目処がたっていない地域や施設があるのを忘れてはいけません。そのような地域を覚え、来年も旅して応援しましょう。
地震後に震源地に近い地域の応援に訪れた際の写真と2016年夏の熊本城の写真も記録として公開します。一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
2016年もありがとうございました
この一年間続けられましたのも、このサイトを訪れてくださる方々のおかげ様です。本当にありがとうございます。また宿泊でお世話になりましたホテル・旅館の方々、また情報提供を下さった観光協会の方々、公式ホームページに掲載してくださったハウステンボス様はじめ、関係者の方々に深くお礼申し上げます。
2017年も「もっとお得に旅するサイト」をご支援賜りますよう宜しくお願い申し上げます。良いお年をお迎えください。