プレミアム宿泊券やふるさと旅行券は、発行自治体によって利用条件が異なるので、事前によく読み確認してから購入するようにしましょう。どんな注意事項があるのか、見ていきましょう。
ふるさと旅行券の利用上の注意事項
例えば、わずか4分で完売になった鳥取県のふるさと旅行券「とっとりで待っとるけん」の注意事項を見てみましょう。
①本券は、宿泊代および飲食代、土産物代、館内サービス料などにご利用いただけます。但し、宿泊施設フロントで宿泊代と同時に清算した場合に限り使用可能です。
清算額が1万円未満の場合にはご利用いただけません。詳しくはご利用施設へご確認ください。
②おひとり様1泊あたり2枚(券面額20,000円)までご利用いただけます。(連泊・複数名利用可能)
③ご清算金額を上回る宿泊券のご利用はできません。現金との引き換えや釣り銭は支払われません
④鳥取県が発行するプレミアム商品券・各種割引券との併用は可能です。(※但し③の条件を満たす場合のみ)
⑤ご購入後の返金・払戻しはお受けできません。
⑥有効期限が過ぎた場合、本券は無効となります。
ほとんどのプレミアム宿泊券では、下記の注意事項がなされています。
①現地払いで予約すること
お土産や館内サービス利用料にも使えますが、宿泊代と同時清算が必要です。旅行会社や予約サイトを経由して予約する場合、「現地払い」を選択する必要があります。
②利用枚数に上限がある
一泊での利用上限や、連泊で利用できる枚数の制限があります。
③清算金額を上回る宿泊券は利用できない(釣り銭なし)
「とっとりで待っとるけん」は額面10,000円のため、10,000円を下回る清算には利用できません。例えば、精算額が19,000円だった場合も、利用できるのは1枚です。
④他割引券等の併用の有無
併用できる割引券が限定されている場合もあるので、事前に確認しましょう。
⑤返金・払い戻し・転売は不可
一度、購入すると返金や払い戻しはできません。利用期間がすぎた旅行券は無効となります。また転売対策をしている自治体もあり、抜き打ちチェックやオークション等でも出品できない場合があります。
⑥利用期間や対象施設が限定されている
多くの旅行券は週末や連休でも利用できますが、除外利用期間があったり、対象施設が限定されている宿泊券もありますので、購入前に確認しましょう。
購入前に注意事項はしっかり確認するようにしてくださいね。