全国旅行支援(県民割の全国拡大)は平日と休日で、地域クーポン付与額が異なるほか、最低利用金額が異なるため、注意しましょう。
最低利用金額を下回った場合は、支援の対象外となります。そこで注意点を詳しく解説します。
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宿泊旅行は土曜泊と7月16日のみ「休日」、その他は「平日」
宿泊を伴う旅行については、宿泊日とその翌日がともに休日(土曜・日曜・祝日)の場合には、その宿泊は「休日」として扱い、それ以外を「平日」として扱います。(神奈川県)
言葉にするとやや複雑に聞こえますが、上のカレンダーを見ていただいても分かる通り、全国旅行支援が実施予定とされる2023年7月末までの宿泊に関しては、土曜日と7月16日の宿泊のみが「休日の扱い」です。それ以外は、「平日の扱い」です。
例えば、2022年11月は祝日が2回ありますが、祝前日を含め「平日の扱い」です。
日帰り旅行は土曜・日曜・祝日が「休日」、その他は「平日」
日帰り旅行については、土曜・日曜・祝日を「休日」として扱い、それ以外を「平日」として扱います。(神奈川県)
日帰り旅行については、カレンダー通りで、土曜・日曜・祝日が「休日扱い」、それ以外は、「平日の扱い」です。
休日と平日で、地域クーポン付与額と最低利用金額が異なる
全国旅行支援では、平日と休日と金額が異なるものが2点あります。地域クーポン付与額と最低旅行代金について、頭に入れておきましょう。
▽1人1泊あたり
・地域クーポン…平日2,000円分、休日1,000円
・最低利用金額…平日3,000円、休日2,000円
全国旅行支援の割引前の料金(自治体等の割引を引いたあとの金額)が、上記を下回る場合は、対象外となるため、注意が必要です。
例えば、平日大人2名で5,800円のホテルに宿泊した場合、1人あたり2,900円となり、対象外となります。
※都道府県により利用条件が異なる可能性があるため、予約前に事業者へ確認してください
連泊旅行の場合はどうなる?
金曜日(平日) | 土曜日(休日) | 日曜日(平日) | 月曜日(平日) | |
地域クーポン | 2,000円 | 1,000円 | 2,000円 | 2,000円 |
最低利用金額 | 3,000円 | 2,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
※宿泊を伴う旅行の場合、1人1泊あたり
土曜日をまたぐ、2泊3日や3泊4日などの連泊旅行については、どうなるのでしょうか。
例えば、金曜日に出発して、月曜日に帰着する3泊4日の旅行の場合、
・地域クーポン・・・金曜日と日曜日が2,000円分、土曜日が1,000円分=合計7,000円分
・最低利用金額・・・金曜日と日曜日が6,000円、土曜日が2,000円分=8,000円以上の旅行が対象
となります。
※都道府県により利用条件が異なる可能性があるため、予約前に事業者へ確認してください
まとめ!平日の旅行がお得だが、最低利用金額に注意
平日に旅行したほうが1人1泊あたり1,000円分お得なので、日程の調整ができる方は、平日の宿泊をおすすめします。
金曜日と日曜日の宿泊は「平日」扱いとなり、”人気の曜日”となりそうですね。
しかしながら、平日は最低利用金額が休日より高く設定されているため、最低利用金額を下回らないように注意するようにしましょう。