観光庁は9月28日、「元気です北海道/Welcome!HOKKAIDO,Japan.」キャンペーンを開始しました。
国の補助金により旅行を最大7割引する「北海道ふっこう割」なども活用し、北海道観光の活性化を図ります。
元気です北海道/Welcome!HOKKAIDO,Japan.とは?
「元気です北海道/Welcome!HOKKAIDO,Japan.」とは、北海道を観光地として改めて「知ってもらう」、「来てもらう」、「行ってもらう」、「楽しんでもらう」の4つをテーマに、北海道観光振興機構、日本政府観光局、旅行会社、航空会社、鉄道会社、小売店、飲食店等の幅広い観光関係者が協力し、国内および海外からの北海道への来訪を改めて歓迎する取り組みです。
キャンペーンは、9月28日の発表時点で、合計250件以上の取り組みが盛り込まれています。テーマ別の取り組みの概要は、以下の通りです。
4つのテーマを柱に北海道観光復興支援
①知ってもらう|きめ細かい情報発信
共通キャンペーンロゴを作成し、北海道観光推進機構や日本政府観光局等が北海道の魅力あふれる観光情報を情報発信する。また日本政府観光局と航空会社、旅行会社による共同プロモーションや、関係省庁と連携し風評被害払拭のための情報発信を行います。
②来てもらう|北海道ふっこう割で旅行最大7割引
旅行が最大7割引になる「北海道ふっこう割」を活用し、旅行商品や宿泊料金を割引。また航空会社、旅行会社等による割引商品の設定し、北海道内の旅行需要を喚起します。
③行ってもらう|公共交通事業者による利用促進
北海道内の公共交通事業者らによる利用促進プロモーションの実施します。
④楽しんでもらう
北海道の自然や文化を楽しめる体験・滞在型観光の促進や、観光関連施設(ホテル・飲食店・小売店等)の割引キャンペーンやクーポンの配布、北海道各地でイベントやキャンペーンを実施し、旅行客に楽しんでもらう企画を実施します。
北海道ふっこう割は10月1日スタート|国の補助金活用
北海道全域を対象とした旅行割引制度「北海道ふっこう割」は、10月1日よりスタートします。観光庁が北海道観光振興機構に補助金を交付し、北海道と連携して行います。
道内に1泊以上する旅行商品などを対象に1泊あたりの料金を最大で2万円まで、最大3泊まで補助する制度です。
具体的には、日本人旅行者の場合、宿泊地が道内の1か所であれば1泊あたりの料金の50%を補助、宿泊地が2か所であれば、3万円を上限に1泊あたりの料金の60%を補助、宿泊地が3か所であれば3.5万円を上限に1泊あたりの料金の70%を補助します。
訪日外国人旅行客に対しては、旅行を最大7割引し、5泊まで補助する予定です。中国・韓国などの海外旅行社による旅行商品の造成も支援し、10月中旬までには旅行商品の販売をスタートできるよう促します。
9月28日に正式発表し、10月1日にも実施する予定です。