東京都は、都民を対象にした旅行割引キャンペーン「もっと楽しもう!TokyoTokyo」(通称:もっとTokyo)を、2023年6月30日(金)まで実施します。5月8日からワクチン接種証明および陰性証明書の提示が不要になりますが、旅行者全員の本人確認書類の提示は必要です。
当ページでは、「もっとTokyo」の内容や予約・利用方法などの詳細を随時情報をお届けします。
【7/1更新】東京都民割”もっとTokyo”は、2023年6月末で終了しました。7月以降も販売中の都道府県はこちら
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このページの内容
もっとTokyoとは?
「もっと楽しもう!TokyoTokyo」(愛称:もっとTokyo=東京都民割)とは、都民が都内を旅行する場合の旅行代金を補助する都内観光促進事業です。
実施期間は、2023年6月30日(7月1日チェックアウト分、4月29日〜5月7日除く)まで、4月以降の旅行は2023年3月27日正午以降、準備のできた事業者から販売を開始します。期間中でも、事業者毎に配分された予算に達し次第終了します。
割引内容は、キャンペーンに参加する旅行会社・旅行予約サイト等が販売する旅行を対象に、1人1泊につき6,000円以上で5,000円割引、日帰り旅行商品は1人1回につき3,000円以上で2,500円を割引します。1回の旅行で5泊まで対象、利用回数に制限はありません。
全国旅行支援「ただいま東京プラス」との併用については最低利用金額が異なります。(後述)
子供上乗せ割引があります。18歳に達する日以降の最初の3/31までの子供については、1,000円の割引を上乗せします。1人1泊につき6,000円以上で6,000円割引を受けれるため、0円での宿泊が可能です。子どもだけのグループも対象です。尚、システム上の都合から、非対応とする事業者もございます。
割引を受けるには、免許証等の本人確認書類の提示が必要です。
既存予約について、各事業者が定める販売開始日前に予約した旅行は対象外です。
予約方法は、キャンペーンに参画するオンライン予約サイトや旅行会社、宿泊事業者が販売する「もっとTokyo」対象商品を予約します。(後述)
全国旅行支援「ただいま東京」と「もっとTokyo」併用可能
全国旅行支援「ただいま東京プラス」と都民割「もっとTokyo」は併用可能です。
全国旅行支援は、全国の方を対象に、東京都の旅行代金を20%割引し(1人1泊あたり上限:交通付旅行商品5,000円、その他3,000円)、地域クーポンを平日2,000円分・休日1,000円分を付与する観光需要喚起策です。
併用する場合は、都民割「もっとTokyo」を適用した後に、全国旅行支援の割引を適用します。
併用する場合の最低旅行金額(割引前)は、宿泊の場合、1人1泊あたり平日9,000円以上、休日は8,000円以上です。日帰りの場合は、1人1回あたり平日6,500円以上、休日は5,500円以上です。
例えば、平日1人1泊9,000円の宿泊プランの場合、先に都民割を5,000円割引し、割引後の価格から全国旅行支援の800円を割引するため、支払額は3,200円に。さらに、2,000円分の地域クーポンも貰えます。
1回の旅行で5連泊まで対象、利用回数に制限はありません。子供への上乗せ助成もあります。上乗せにより助成額が助成前の価格を上回る場合は、助成前の価格を限度に助成するため、注意が必要です。
※1人泊 | 東京都民割「もっとTokyo」 | 全国旅行支援「ただいま東京プラス」 |
期間 | ①10/20〜12/27、③1/10〜6/30 ※GW除く | |
割引額 | 6,000円以上で5,000円割引の定額割引 ※18歳以下は1,000円上乗せ割引 | ①旅行代金を40%割引 (1人1泊あたり上限:交通付き8,000円、その他5,000円) ②旅行代金を20%割引 (1人1泊あたり上限:交通付き5,000円、その他3,000円) |
クーポン | なし | ①1人1泊あたり平日3,000円分・休日1,000円分を付与 ②1人1泊あたり平日2,000円分・休日1,000円分を付与 |
最大補助額 | 5,000円 ※18歳以下は6,000円割引 | ①11,000円 ②8,000円 ※交通付き宿泊の場合 |
補助対象 | ・東京都在住者限定 | ・全国の都道府県からの旅行 |
併用できるサイト | JTB23区(島しょ)|楽天トラベル|じゃらん|日本旅行|OZモール|VIPツアー|Relux “GW前・GW後”|ANAスカイ|JALホテル|エアトリ|クラブゲッツ |
もっとTokyoの予約・利用方法は?旅行予約サイト一覧
「もっとTokyo」の予約は、オンライン旅行予約サイトや旅行会社が販売する旅行商品、宿泊事業者から「もっとTokyo」対象商品を予約します。
対象となる旅行には、「もっとTokyo」が適用されることが明記されているので、予約時に割引後の旅行代金を確認してください。
住所確認のための身分証明書の提示、利用申込書の提出が必要です。提示のタイミングについては、ご利用になる事業者へご確認ください。
利用申込書は、チェックイン時等に貰うことができますが、事前にダウンロードも可能です。
もっとTokyoの宿泊割引クーポンまとめ!配布情報を速報
「もっとTokyo」の宿泊予約は、じゃらんや楽天トラベル等の旅行予約サイトのクーポンを使った予約が便利です。
予約サイトでクーポンを獲得し、予約時にクーポンを適用することで、割引価格で予約することができます。
楽天トラベル、じゃらん、るるぶトラベル、JTB、ヤフートラベル、一休.com、日本旅行、近畿日本ツーリスト、オズモール、Trip.com等から、宿泊割引クーポンの配布や割引済み商品が販売されます。
旅行クーポンサイトでは、2023年4月以降の延長分も「もっとTokyo」販売状況を速報します。
▶「もっとTokyo」対象ホテルや旅行会社、予約サイトまとめ
4月以降分 | JTB23区(島しょ)|楽天トラベル|じゃらん|るるぶ|近ツー|日本旅行|HIS|OZモール|Relux GW前・GW後|ANA|ANAスカイ|JALホテル|エアトリ|J-TRIP|クラブゲッツ |
もっとTokyo子ども上乗せ割引、宿泊0円から
「もっとTokyo」は、子供の上乗せ割引があります。上乗せ割引を受けるには、年齢を確認できる本人確認書類の提示が必要です。
18歳に達する日以降の最初の3月31日までの子どもについては、1,000円の上乗せ割引があり、1人1泊につき6,000円以上で6,000円割引を受けれるため、0円での宿泊が可能です。
日帰りについても、上乗せ割引があり、1人1回につき3,000円以上で3,500円の割引を受けることができます。旅行者の負担が0円未満になることはありません。
子どもだけのグループで「もっとTokyo」を利用した場合も、上乗せ割引の対象です。
都知事は6月3日の会見で、割引上乗せについて、「コロナ禍で家族旅行を控えたり、修学旅行や遠足が中止になり、子ども達も色々な思いを抱かれたと思う。もっとTokyoを使って、家族や友人同士で連れ立って旅行に出るきっかけになることを期待している」と述べました。
本人確認書類の提示必須、ワクチン接種済証明・陰性証明は不要
全国旅行支援を利用するには、旅行者全員の本人確認書類(免許証やマイナンバーカードなど)の提示が必要です。
2023年5月8日から、新型コロナウイルスの取り扱いが5類に移行するため、全国旅行支援の利用条件である”ワクチン接種証明および陰性証明の提示”は不要になりました。
詳しくは下記ページをご確認ください。
もっとTokyoのよくある質問
◎「もっとTokyo」は、既存予約は対象ですか?
各事業者が受付開始前に予約した旅行については対象外です。
◎「もっとTokyo」は、都外在住者は対象ですか?
対象外です。「もっとTokyo」については、都民の都内旅行を想定しています。
◎「もっとTokyo」は、子ども料金は対象ですか?
子ども料金が設定されている場合は、全員の旅行代金を利用人数で割り、1人あたりの平均旅行代金が基準額を満たしていれば対象になります。旅行代金がかからない乳児等は対象外です。
◎同行者が「もっとTokyo」の条件を満たさない場合はどうなりますか?
一緒に旅行に行くことはできますが、割引については「もっとTokyo」の条件を満たす方のみ対象です。
◎本人確認書類を忘れた場合、事後提出は可能ですか?
持参し忘れなどによる旅行後の提出は割引の対象外です。
◎「もっとTokyo」は、都外旅行を含む周遊旅行は対象ですか?
すべての行程が都内である場合のみ、対象です。
◎「もっとTokyo」は、ビジネス目的の旅行は対象ですか?
公費出張等を除いて、ビジネス目的の旅行も対象です。
◎「もっとTokyo」は、換金性の高い商品券やマイル付きプランは対象ですか?
換金性の高い商品券等を付与した宿泊プランなどは対象外です。
◎「もっとTokyo」は、離島も対象ですか?
東京都内であれば、八丈島や小笠原など島しょ地域も対象です。
◎「もっとTokyo」のトライアル実施と本格実施の違いは何ですか?
10月20日から全国旅行支援との併用を認めるころに違いがあります。
◎「もっとTokyo」は、中止・停止する場合はありますか?
感染拡大に伴い、国の緊急事態宣言や都の外出自粛要請等が出た場合は、事業を中止または停止する場合があります。
都民割「もっとTokyo」概要
キャンペーン名 | 都内観光促進事業「もっと楽しもう!TokyoTokyo」 |
予約受付開始 | 1月以降分の予約は、2023年1月5日正午〜 |
旅行対象期間 | 2022年9月1日〜12月27日 2023年1月10日〜6月30日(7月1日チェックアウト分、4月29日〜5月7日除く) |
割引額 | ①宿泊を伴う旅行を1人1泊につき6,000円以上で5,000円引 ②日帰り旅行の場合1人1回あたり3,000円以上で2,500円引 ※子供(18歳までの高校生等)は1,000円の割引を上乗 ※事業者によっては上乗せの取り扱いがない場合があります |
制限 | 1回の旅行で5泊まで対象、利用回数に制限なし |
対象者 | 東京都民(都内に住所がある方) 本人確認書類の提示 有効な書類PDF |
利用申込書 | 利用申込書/PDF |
備考 | ※各事業者毎に配分した予算に達し次第終了 ※公費によるものを除き、ビジネス目的の旅行も対象 ※旅行代金のかからない乳児等は助成の対象外です ※個人・団体旅行のいずれも可能 ※GoToトラベル併用可 ※予定 ※新型コロナウイルスの状況によっては、事業の中止等の可能性がございます ※利用条件や注意事項等、公式サイトや申込ページをご確認の上、ご利用ください よくある質問/PDF |
東京都の全国旅行支援(全国旅行割)とは
東京都の全国旅行支援(全国旅行割)は、全国の方を対象に、東京都の旅行代金を20%割引し(1人1泊あたり上限:交通付き5,000円、その他3,000円)、地域クーポンを平日2,000円分・休日1,000円分を付与する観光需要喚起策です。
利用には、免許証等の本人確認書類の提示が必要です。
都民割「もっとTokyo」と同じく、2023年6月末までの延長が決定しました。
「しまぽ通貨」東京離島旅行を割引、もっとTokyo併用可
2023年度分は4月27日正午発売
東京諸島(大島・利島・新島・式根島・神津島・三宅島・御蔵島・八丈島・青ヶ島・父島・母島)への旅行・観光がお得になるプレミアム付き旅行商品券「しまぽ通貨」を、都民割「もっとTokyo」の開催に合わせ、2023年4月27日正午から販売を再開します。
額面10,000円のものを7,000円で販売、1人8セットまで購入できます。
都民割「もっとTokyo」と併用で、島旅がお得に。
「もっとTokyo」2020年からの変更点は?
もっとTokyoが2022年6月にも再開される予定ですが、”制度は大きく変更しない”方針を示しています。そこで、2020年に実施された「もっとTokyo」の内容について見ていきましょう。
もっとTokyoは、新型コロナの影響を受けた観光産業を支援するため、2020年10月24日(土)から2021年3月31日まで実施される予定でしたが、感染拡大を受け約1ヶ月で停止となりました。
内容は、都民の都内旅行を対象に、1人1泊あたり5,000円(日帰り1人1回あたり2,500円)を割引、1人1回5連泊まで、利用回数制限なしでした。
GoToトラベルも同時に実施されており、GoToトラベルと併用する場合と、併用しない場合で、最低利用金額等の利用条件が異なっていました。
例えば、交通付き宿泊プランの場合は、旅行代金が1人1泊あたり9,000円以上の商品が対象(GoToトラベルを併用しない場合は6,000円以上)です。1人1泊あたり9,000円の場合、GoToトラベルで3,150円引(35%OFF)+もっとTokyoで5,000円引となり、支払い額は850円(=9割引)でした。さらに、GoToトラベルの地域共通クーポン(15%分)が貰えるため”実質無料”に・・・。
このように10,000円前後の宿は、ほぼタダのような破格で宿泊できたため、予約が殺到しました。
GoToトラベル再開は7月以降になる見込みのため、もっとTokyo単体で利用する場合の”最低利用金額”の設定に注目が集まります。
(参考)「もっと楽しもう!TokyoTokyo」お得技まとめ
「もっとTokyo」2020年と2022年、2023年の変更点は?
都民割「もっとTokyo」の2020年と2022年の大きな変更点として、2022年は下記3点が追加されました。
①子どもの上乗せ助成がある
②ワクチン接種証明または陰性証明の提示が必要
③利用申込書の記入が必要