「ふるさと納税」の返礼品で、物ではなく”旅行を選びたい”という方にお勧めの方法をご紹介します。
この記事を読めば、翌年以降でも使える旅行返礼品(無期限)を手にし、さらに「旅行クーポン」や「GoToトラベル」等を併用してお得に宿泊する方法が分かります。ネットを検索しても、紹介されていない方法だったので、調査を兼ねて宿泊してきました。(初回更新:2021年6月12日)
寄附先に困っている方、多く納税されている方、物より思い出派(旅行好き)の方、必見です。
「ふるさと納税ってなに?」という方は、楽天ふるさと納税 または こちらのページをご覧ください。
※12/31時点で、GoToトラベルの再開時期は未定です。詳しく
ふるさと納税のデメリット、配送日時が指定できない
「ふるさと納税」のランキングを見れば、食品(畜産物・海産物・フルーツ・お米など)が人気であることが分かります。
私は当初、年末に慌てて寄付していたのですが、次から次に返礼品が届き、冷蔵・冷凍庫の中がいっぱいになり、困った経験があります。物をあまり増やしたくないので、欲しい家電等もありません。
今でこそ、年のはじめから分散して寄附することにしているので”マシ”にはなりましたが、返礼品は配送日時を指定できないケースが殆で、長く旅に出ているときに届いてしまい受け取れなかったケースもあります。また「想像していたものと違うクオリティのものが届いた」というのも、”返礼品あるある”ではないでしょうか。
そんな私は、宿泊券などの旅行体験型の返礼品も選ぶようになりました。旅行体験型は寄付したあとに、実際に訪れることにより、2度の地域貢献ができるので、そういった意味からも良いですね。
旅行返礼品は「ふるなびトラベル」で解決!ポイント無期限
悩みを解決してくれたのが、「ふるなびトラベル」です。ふるなびトラベルは、旅行体験型の返礼品に特化した”ふるさと納税サイト”です。
ふるなびトラベルでは、寄附を行った自治体の加盟ホテル・旅館で使える「ふるなびトラベルポイント」が即時付与されます。
「ふるなびトラベルポイント」は無期限なので、翌年に持ち越しできるのも大きなメリットです。今すぐに使わなくても、2年後・3年後にも利用できます。
2020年10月にサービス開始したばかりですが、2021年6月11日時点で全国31自治体(400施設以上)が登録しており、提携自治体が少しずつ増加しています。
まずは、ふるなびトラベルのホームページで、行きたいホテル・旅館がないか探してみてください。
【 ふるなびトラベルはこちら 】
※ふるなび最大12%還元キャンペーン実施中(〜1/31)
ふるなびトラベルの還元率は30%ですが・・・
通常ふるさと納税の返礼額は”寄附の30%以下”とされています。そのため、ふるなびトラベルも還元率が30%です。例えば、2万円の寄附をした場合、6,000ポイントが貰えます。(1ポイント1円相当、寄附は20,000円〜)
他サイトでは、コロナ禍のような経済打撃を受けた場合に、還元率の高い返礼品が登場することもありますが、殆どの宿泊券等には期限があるので、その点がデメリットでしょう。
<関連記事>還元率が高い旅行券・宿泊券5選
旅行クーポンやGoToトラベルを併用できる
「ふるなびトラベルのポイント」は、現地で精算の際に使用できます。
予約の際に、「現地決済」さえ指定することができば、宿泊予約は好きな方法で行うことができます。
国が定めている以上、還元率を引き上げるのは難しいのですが、じゃらんの宿泊割引クーポンや、GoToトラベル(実施期間中に限る)を併用すれば、お得に宿泊することができるのです。楽天トラベルスーパーSALE等で、半額プランを予約するのも良いですね。
<ふるなびトラベルの使い方>
①「自治体一覧」または「ホテル・旅館一覧」などの情報を参考に、寄付をする自治体を選びます。
②寄付を行った自治体の加盟ホテル・旅館で使える「ふるなびトラベルポイント」が即時付与されます(寄付額の30%相当)
③じゃらんや楽天トラベル等で宿泊予約を「現地決済」で予約してください。(旅行クーポンを利用しましょう)
④精算の際、スマホ等でQRコードを読み取り、ポイントを利用します。
※予約時に”ふるなびトラベル利用希望”であることを施設へ伝えておきましょう
【利用一例】黒川温泉(熊本県南小国町)宿泊実質2千円以下
私は南小国町界隈の温泉が好きで、定期的に訪れているのですが、黒川温泉の好きな宿も多数掲載されていたため、宿泊してみることにしました。
「黒川温泉・山みず木」の半露天付きの部屋に宿泊しました。1室51,700円だったのですが、じゃらん春セールの宿泊15,000円割引クーポンと、じゃらんから進呈してもらった25,300ポイント(GoToトラベル一時停止で予約キャンセルに伴い失効したクーポン分)で支払金額は11,400円に。
夕食時のドリンク代などにも、ふるなびポイントは利用でききます。この日の会計は12,000円台だったのですが、40,000円の寄附分(=12,000ポイント)で、手出しはほぼ無しで宿泊が可能です。
ふるさと納税は、1年間で行ったすべての寄附から2,000円を超える部分について、一定の限度額まで原則として所得税・住民税から全額が控除されます。ふるなびポイントで宿泊代金を全額支払った場合ですが、複数寄附している方であれば、1回あたり実質最大2,000円以下で宿泊できることになります。
まとめ
「ふるなびトラベルのポイント」は無期限のため、忙しい方や多くの納税をしている方でも、行ってみたい観光地や旅館がある自治体に寄附をしておけば、好きなときに使えます。
ふるさと納税還元率の観点からは”普通”ですが、”旅行クーポンやGoToトラベル、旅行セールを併用できる”ことも大きなメリットです。
この点をあなたにもお伝えしたく、記事にしました。
一方、数ヶ月以内に旅行の予定がある方は、還元率の高い旅行券や宿泊券を探してみるのも良いでしょう。
<関連記事>還元率が高い旅行券・宿泊券5選
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